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米国のTAVR適応例 | SAPIENによるTAVR | 1年後のMACE:死亡26%,脳卒中4% |
目的・背景 | : | 経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)の施行が増加している。これまで30日後の転帰については,デバイス植込み成功率は92%,入院中の死亡率は5.5%,脳卒中発生率は2.0%と報告されている(JAMA. 2013; 310: 2069-77)が,臨床現場でのより長期の転帰はまだ分かっていない。 米国胸部外科学会(STS)/米国心臓病学会(ACC)の登録データベースから,SAPIEN弁によるTAVRを施行したおよそ6,000例における1年後の転帰をメディケア請求データから検証した。 [主要評価項目]1年後の死亡,脳卒中 |
デザイン | : | 登録研究,多施設(224施設)。 |
対 象 | : | 5,980例。米国のTAVR施行患者。 ■患者背景:年齢中央値85歳(75-84歳;37.5%,85-94歳;48.0%),女性50.4%,STS PROM(Society of Thoracic Surgeons Predicted Risk of Mortality)スコア中央値7.1%(<8%:57%,8-15%:30.8%),NYHA心機能分類 III-IV度83.6%,冠動脈疾患61.7%,脳卒中既往12.8%,末梢動脈疾患31.1%,重症慢性閉塞性肺疾患(COPD)13.5%,酸素療法依存肺疾患15.2%,血清クレアチニン(Cr)<2.0mg/dL;88.8%,TAVR前の中等度僧帽弁閉鎖不全31.2%,大腿アプローチ63.7%。 |
期 間 | : | 追跡期間は1年。 |
結 果 | : |
[入院中の転帰] 死亡率5.3%,脳卒中1.7%,弁関連合併症2.1%,開胸術への切り替え1.4%,自宅退院61.1%。
[1年後の主要評価項目] |
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