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 STEMI+PCI  nitrites直前静注 vs プラセボ 6-8日後の梗塞サイズ:nitrite群≒プラセボ群
NIAMI 
Nitrites in Acute Myocardial Infarction
急性STEMI初発患者において,PCI直前5分間の亜硝酸ナトリウム静注による6-8日後の梗塞サイズ縮小は認められず(第II相試験)。
デザイン ランダム化,プラセボ対照,二重盲検,多施設。
一次エンドポイント 心血管核磁気共鳴画像法(CMR)により評価した6-8日後の梗塞サイズ。
対 象  229例。急性ST上昇型心筋梗塞(STEMI)初発患者,TIMI flow grade 0-1。
■患者背景:平均年齢(亜硝酸ナトリウム群63歳,プラセボ群64歳),女性(19%,26%),高血圧(30%,32%),高コレステロール血症(47%,46%),糖尿病(12%,17%),前壁梗塞(39%,37%),TIMI flow grade 0(91%,89%)。
期 間 追跡期間は6ヵ月。
治 療  亜硝酸ナトリウム群(118例):PCI直前に70μmolを5分間静注。
プラセボ群(111例)。
結 果 解析例は173例(亜硝酸ナトリウム群85例,プラセボ群88例)。

[一次エンドポイント]
梗塞サイズ(中央値):亜硝酸ナトリウム群22.9% vs プラセボ群23.1%;亜硝酸ナトリウム群の効果量-0.7%;95%信頼区間-2.2-0.7(P=0.34)。

[その他]
6ヵ月後の梗塞サイズも両群間に有意差はみられなかった。
糖尿病患者では亜硝酸ナトリウム群で梗塞サイズ縮小がみられたが(-4.5%;-8.8--0.2,P=0.041),交互作用は有意ではなかった(P=0.067)。

presenter: Nishat Siddiqi ( University of Aberdeen, UK )
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