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中等度の虚血性僧帽弁逆流 | CABG+僧帽弁修復術群 vs CABG群 | 1年後のLVESVI: CABG+僧帽弁修復術群≒CABG群 |
目 的 | : |
虚血性僧房弁逆流(MR)はイベント回避生存率の低下と関連するが,心筋梗塞患者の50%にある程度のMRがあり,10%が中等度の虚血性MRである。 中等度の虚血性MR患者において,CABGとCABG+僧帽弁修復術とを比較する。 |
デザイン | : | ランダム化,多施設。 |
一次エンドポイント | : | 左室収縮末期容積係数(LVESVI)の変化で評価した左室逆リモデリング。 |
対 象 | : |
301例。中等度MR(逆流弁口面積0.2-0.39cm²,vena contracta幅3-6.9mm,ジェット/左房面積20-39%)患者。 ■患者背景:平均年齢(CABG群65.2歳,CABG+弁修復術群64.3歳),男性(65.6%,70.7%),白人(80.8%,76.7%),糖尿病(43.7%,50.7%),既往:腎機能障害(18.7%,16.0%);PCI(15.9%,17.3%);心不全(50.3%,54.7%);心筋梗塞(64.2%,68.7%);心房細動(23.3%,12.8%)。 |
期 間 | : | 追跡期間は1年。 |
治 療 | : | CABG群(151例),CABG+僧帽弁修復術群(150例)。 |
結 果 | : |
[手術関連] 使用グラフト数(CABG群3.3本,CABG+弁修復術群3.2本),大動脈遮断(74.7分,117.2分;P<0.001),心肺バイパス時間(106.8分,163.1分;P<0.001),ICU滞在時間(4.0日,4.8日;P=0.006),術後入院期間(9.4日,11.3日;P=0.002)。
[一次エンドポイント]
[死亡率]
[主要有害心・脳血管イベント]
[重篤な有害事象,再入院,QOL]
[MR] |
▲UP |
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