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症候性CAD+低HDL-C | RVX-208† vs プラセボ | 26週後のプラーク進展:RVX-208≒プラセボ |
背景・目的 | : | HDL-Cが低い症候性冠動脈疾患患者において,HDLの主成分であるアポリポ蛋白A-1の合成を誘導する新規経口薬RVX-208(Resverlogix)のスタチンへの上乗せによる抗動脈硬化効果を検証する。 |
デザイン | : | ランダム化,プラセボ対照,二重盲検,多施設(60施設)。 |
一次エンドポイント | : | 26週後のアテローマ容積変化率。 |
対象 | : | 323例。冠動脈造影で>20%の狭窄。 |
期間 | : | 追跡期間は26週。 |
治療 | : | 全例,atorvastatin 10-40mg/日あるいはrosuvastatin 5-20mg/日を投与。 RVX-208群(243例):100mg×2回/日,プラセボ群(80例)。 IVUSをベースライン時,試験終了時に実施。 |
結果 | : |
IVUS解析例は281例。
HDL-C上昇:RVX-208群10.9%,プラセボ群7.7%,apoA-1上昇:12.8%,10.6%,LDL-C低下:16.0%, 17.6%,apoB低下:6.1%,11.5%,総HDL上昇:10.0%,6.3%,large HDL上昇:38.1%,38.0%,高感度CRP低下:32.7%,33.8%;いずれも両群とも低下したが,両群間に有意差はみられなかった。
[一次エンドポイント]
[その他] |
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