結果 |
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[MACE発症率(心血管疾患の有無別)]
対象患者のうち42,324例(12.3%)に1回以上のMACEを認めた。
ベースライン時に心血管疾患がなかった患者では対照群31.9件/1000患者・年,介入群25.9件/1000患者・年,ベースライン時に心血管疾患を有していた患者ではそれぞれ39.7件/1000患者・年,36.0件/1000患者・年に発症した。
SBPの5mmHg低下はMACE発症率低下に関連していた。
心血管疾患がなかった患者:HR 0.91, 95%CI 0.89-0.94。
心血管疾患を有していた患者:HR 0.89, 0.86-0.92。
全例:HR 0.90, 0.88-0.92。
[MACE発症率(ベースライン時のSBP値別)]
<120:(心血管疾患なし)HR 0.83, 0.71-0.97,(心血管疾患あり)HR 0.77, 95%CI 0.68-0.87。
120~129:HR 0.94, 0.84-1.06,HR 0.89, 0.81-0.98。
130~139:HR 0.89, 0.81-0.97,HR 0.99, 0.92-1.07。
140~149:HR 0.95, 0.88-1.03,HR 0.89, 0.83-0.96。
150~159:HR 0.87, 0.80-0.95,HR 0.90, 0.83-0.97。
160~169:HR 0.89, 0.83-0.95,HR 0.83, 0.76-0.91。
≧170:HR 0.90, 0.85-0.95,HR 0.90, 0.83-0.97。
[不均一性]
MACEに対する有効性について,ベースライン時の心血管疾患の有無,SBP値の層別による不均一性はみられなかった。
[データ取得バイアス]
主要評価項目について,funnel plot,Egger検定ともデータ取得バイアスのエビデンスは認めなかった。
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